アイドマ考察。2021年7月8日

シグナル銘柄考察

ここ最近、ノートレードの事が多いです。

そのため出来る限りトレードしなかった日は、その日のシグナル銘柄をピックアップして値動きの結果について考察をしようと思います。
目的としては、結果に対しての仮説を色々と立てることで自身の相場観を鍛えていく事です。

初日の今日は昨日トレードして、本日もシグナルが出ていたアイドマホールディングです。

アイドマ・ホールディングスは直近のIPO銘柄で注目を集めています。
会社の設立は2008年。
培ってきた営業ノウハウを柱として法人向けの営業支援、業務支援、経営支援を主なサービスとしている会社です。

細かいニーズに合わせてサービスがパッケージされているポイントや、DXの普及における営業のあり方を上手く提案する事で、これからの時代にマッチして進化していきそうな企業だという事がわかります。

さて、今日のアイドマの値動きは、昨日綺麗に伸びた陽線を踏み台に早い時間に上昇を見せ、上場来高値を更新し5,760円を天井に後場に向けて利確売りで下落していきました。

高値更新しながらも下落した理由としては、日足5MAから離れている事(画像のA)

 

地合いが悪い事(画像は5分足)

以上が主な要因かと思います。

特に地合いが悪い(マザーズ指数が下落していた)ことは大きな要因として考えられそうです。

例えば、アイドマを低価格で買った保有者が他のマザーズ銘柄を保有している場合、地合いが悪いため、含み損を抱えたり利益が減ることで高値更新で利益が出ているアイドマを売って調整しようとすると、売られるのも理解できます。
※地合いが悪い時には急騰シグナルへのエントリーを慎重におこなうのはこの理由があるからです。

そして、下の画像の①の部分5600円付近の出来高が溜まっていることから、ここを割ったことで上昇への抵抗になりやすくなってしまいVWAP反発での上昇買いよりも売り圧力が上回った途端に下落を開始します。

この時の板の特徴はVWAP付近にある程度まとまった買い板が出ているものの、なかなか上昇せず明らかに買い板が大きいのに値が上がらない現象が起きます。
大口などはこの板に利確をぶつけてくるので一気に下落していく事が多いです。

そうして、下落が始まると連鎖的に損切りを巻き込んで売りが加速していくのです。

今日のシグナルとしては9:16に急騰シグナルが出ていました。
しかし、自分は上記の考察のように上昇が続くかどうかは懐疑的だったのでエントリーできませんでした。

その後は一旦VWAPまで押す形をとり上昇、9:20-40にかけてマザーズシグナルが点灯しています。
このシグナルで売りで入れた人はその後の下落の流れで利確できたのではないでしょうか。
※自分は悲しいことに売りの貸株がありませんでした泣

本日上髭陰線をつけたので、明日もある程度は下落の流れを見せると思っています。
日足5MAに対して反発する可能性もありますが、どちらにしろ地合い次第の部分があるのでこの銘柄に関しては明日は様子見になりそうです。

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