スキャルピング・デイトレードを選ぶ理由

強吉が株式トレードを始める前まで、株式トレードは資金力の豊富な一部の資産家がやるものであって、自分みたいな低所得フリーターは関係ないものだと考えていました。
また、「安く買って、高く売ることで利益を得る」ぐらいのイメージでそれ以外の事は分からず
なんとなく難しいのだろうなと漠然と思っていました。

その後、株式トレードの世界に飛び込むきっかけをくれた先生と出会い、株式トレードというものを理解できたおかげで、難しいと考えていた株式トレードが自分にとってお金を稼ぐチャンスなんだと思ったのです。

そこで具体的にどう稼いでいくか?その手法について解説したいと思います。

スキャルピング・デイトレードは稼げない!?


まず、株式投資をおこなう上でトレード手法と呼ばれる「エントリーのしかた」があります。
それは、一般的に以下の大きく3つに分類されます。

  • スキャルピング・デイトレード(短期 数分〜数時間でエントリーから決済までおこなう)
  • スイングトレード(中期 数日〜数週間かけてエントリーと決済をおこなう)
  • 長期トレード(長期 数ヶ月〜数年かけてエントリーと決済をおこなう)

このようにどのくらいの期間でトレードをおこなうかで分かれているのです。

例えば株式トレードの神様と言われるウォーレンバフェットという方がいますが、長期トレードで9兆円もの資産を築いたと言われています。
神様と言われるだけあって、凄まじい額を稼いでいますよね。

また日本で有名なトレーダーとして、昔ジェイコム男で知名度をあげたBNFという方がいますが、この方はスイングトレードを得意として200億円近くを稼いだそうです。

強吉はこういっためちゃくちゃな額を稼いでいる人達を知っていくなかで、なんとなくスイングや長期トレードが稼げるのではないかと思いました。
そのイメージが先行してしまったせいか、スキャルピング・デイトレードは短時間の取引でコツコツ利益をあげるため、スイングや長期トレードで狙う利益に比べると少なく感じました。

また、一度微妙だなと思ってしまうとデメリットの方が目についてしまいます。
例えば、スキャルピング・デイトレードは短時間で利益を出すためにトレード回数が多くなります。
株式トレードで売買をおこなうには証券会社を利用し、取引のたびに手数料を払うのですがトレード回数が多いと、手数料も多くかかってしまうのです。

手数料もかかるし、短時間での取引は難しそうだし、スイング・長期トレードに比べ利益が少ないとなると魅力を感じないですよね。

スキャルピング・デイトレードの本質に触れてみる


スキャルピング・デイトレードに対しての疑問を持ちながら、株式トレードの世界に飛び込むきっかけをくれた先生に話を聞きました。

先生は、2013年から200万円を元手にスキャルピング・デイトレードでの手法を使って

・2013年 サラリーマン兼業時代 +300万円
・2014年 独立専業トレーダー時代 +700万円
・2015年 絶頂時代 +1800万円

と順調に稼いでいったそうです。
その後は、いつものトレードではなく無茶なトレードをしてしまい、一旦3000万円近く損失を出して種銭を失ってしまいます。

そしてタクシー運転手として再度やり直し、そこからは

・2017年 タクシー運転手兼トレーダー時代 +800万円
・2018年 手法進化時代 +3000万円

と再度収入を上げていったとのことでした。

株式トレードで稼いでいる世界の猛者を調べていた自分にとって、先生の話は一番リアリティがあり身近に感じました。
もし、自分の今の年収に+100万でもあればすごく生活が楽になるはずです。

一撃の爆発力はスキャルピング・デイトレードにはないかもしれませんが、確実に1日で1万円から3万円を稼ぐようなやり方は自分のような低所得のフリーターや将来の不安を抱えるサラリーマン、在宅主婦の副業として取り組みやすい手法なのではないかと考えるきっかけになりました。

さらに、先生の話で興味深かったのが、「スイングトレードや長期トレードは大きく稼げる可能性もあるが、大きく損をする可能性も同じようにある。」
という話でした。

現在、全世界がインターネットで結ばれ、事件や事故などの出来事がすぐに世界中に波及して影響を与える時代になっています。
それは株式トレードの世界も同じです。

・1990年  バブル崩壊
・2001年  ITバブル崩壊
・2006年  ライブドアショック
・2008年  リーマンショック
・2009年  欧州金融危機
・2011年  東日本大震災
・2016年  チャイナショック
・2020年  コロナショック

上記の出来事は株式トレードに対しても多大な影響を与えました。
上がると予想した株価がある日突然大暴落し、売ろうとしても売れない状況になります。
そして、損を抱えたまま再度価格が上がるまで持ち続ける状態(塩漬け)になってしまうのです。

その点において、スキャルピング・デイトレードは基本的にその日のうちにトレードを完結させるため、世界情勢による急な価格変動に対応する事ができるのです。

そして、自分のように株式トレードに使える資金が限られている場合は、1日完結のトレードスタイルにすることで毎日チャンスに対応することができます。

 

毎日が給料日になる


フリーターの感覚が染み付いてしまっている強吉は、「時給がいくら?」とか「一日働いた日給は?」を常に意識してしまいます。

そんな自分にとって、毎日利益を確定させていくスキャルピング・デイトレードはとても取り組みやすいと感じました。
「今日は日給で2万円稼いだ」とか「明日の目標は3万円」などワクワクしながらトレードできるのです。

そして、日々利便性の高くなってきているネット証券では、利益がでた分を最短でその日のうちに受け取る事もできます。
これってよく考えたらとてもすごい事だと思いませんか?

まさに毎日が給料日となる可能性があり、フリーターやサラリーマン、主婦でも副業感覚でやることができる手法なのです。

このように毎日結果が出るという事は、毎日のトレードに対して反省や仮説がたてられます。
「今日は思ったように利益が出なかったな」という事に対しても、なぜそうなったかを考えることで、トレード感覚が研ぎ澄まされていきトレードの勝率をあげていくことにも、つながっていくのです。

さらに追い風として、昨今の株式トレード人口の増加にともない、証券会社の売買手数料に対する値下げや無料化の流れが始まったのです。
スキャルピング・デイトレードでは、毎日トレードすることで売買手数料がかさんでしまうデメリットが考えられましたが、それが解決するのです。

また、日々確実に資金を増やしていくことでより稼いでいけるスイングや長期トレードへの足がかりともなります。

こうしてスキャルピング・デイトレードへの思いこみを一つ一つ解決したことで、その魅力や優位性に気付き結果的に、この手法を取り組んでいこうと強吉は決めました。

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