絶望の淵。2021年3月24日

総損失額、約100万円。
これは3月の3、4週目に私が損失した金額です。

※この記事は、トレード当日ではなく後日に作成したものです。

3/24いつものようにシグナルトレードをやろうと前場に挑みましたが、良い銘柄がなくノートレードで前場を終えました。
本来ならここで終えていれば、あの悪夢はありませんでした。

後場の寄り付き前に、ふと先日の-35万円の損失のことが脳裏をよぎり、そして気がつくとエントリーできそうな銘柄を物色していました。
そうです。
完全にこの時点で、自分のルールを破りシグナルトレードではないトレードをおこなおうとしていたのです。
前場にストップ高をつけていたシンバイオに目が止まり、再上昇を狙っての買いエントリーを入れました。

この時の心境として、やはり先日の失敗の損失をどうにか取り返したいという自分勝手な気持ちを抑えきれず、たまたま強い銘柄のシンバイオを見つけたことで、気持ちの緩みが出てしまいエントリーを強行してしまったのです。
もはや、上がるだろうと安易に考えた「ギャンブルトレード」といっても過言ではないです。

そして、まさかのそこから急落劇が始まり、あれよあれよと損失が膨らんでいきました。
エントリーの時点で、ルールを無視しためちゃくちゃなトレードですから損切りをきちんとできるわけもなく、負けトレーダーにありがちなナンピンを繰り返し、震える手を抑えながら、PCの画面を見つめていました。

「なんでこういう時に限って下落するんだ、、、」
「頼むから上がってくれ！損切りするにも、もう少し上がってから、、、」

もうこれはパチンコで大当たりを熱望するギャンブル依存症の廃人がやるような、お願いトレードです。
ルールを無視したトレードには、当然それ相応の結果がついてきます。
下落の止まらないシンバイオでもう無理と本気で恐怖を感じた損失-50万を過ぎたところで損切りをしました。

トレードを始めてからの最高損失額更新でした。

その後もシンバイオの下落は止まらず、ストップ安付近まで落ちていたので完全に思考が破壊された状態の強吉は、成行で売りを入れ持ち越しました。
しかし翌日は高く寄り付いてしまいさらに損失を計上し、シンバイオの総額だけで約65万円もの損失を出してしまったのです。

-35万円の失敗を取り戻そうとしてまさかの-65万円を計上し、トータルの損失で-100万円となり今年の利益を全て吹っ飛ばし、去年の年末前ぐらいの資金にまで減らしてしまったのです。

本末転倒とはまさにこのことではないでしょうか。
結果1週間ほど何もやる気が起こらず、ブログからも離れてしまっていました。

もし自分が1000万ぐらいの資金を持って同じトレードをやっていたら、もし1億だったたら、、、おそらく何千万もの損失を出していたと思います。
まだ、退場するレベルの損失でなかっただけ良かったのかもしれません。

トリプルメソッドのルール通り、シグナルに基づいてトレードをやっていた1月から3月前半まではきちんと利益を出していました。
ということは、今回の自分勝手なルール無視のトレードがいかに不効率で退場するほどの損失を出してしまう可能性が高いか身をもって経験したと思います。

あの経験は本当に辛いです。
これを記事に残し、自分自身が今後同じミスをしないように、そして見てくださっている方も強吉のような悲惨なトレードを絶対にしないように願っています。

トレード記録については、完全にルール無視のトレードでしたので、損失額だけを記載致します。

トレード結果

まとめ

シンバイオ製薬は、完全にルールを無視した身勝手なトレード。
前場でストップ高付近まで行ってからの押し目を狙ったエントリーだったが、まさかの悪材料でストップ安まで下がる展開に。
損切りを入れずナンピンをしてしまっていたので、最悪のシナリオとなってしまい終了。
苦し紛れの持ち越しでの売りも、翌日高く寄り付いたことで余計に損失を増やした。