ひき逃げ事故を犯したトレード。人気若手俳優のひき逃げから考察する大失敗トレード。2020年10月30日

トレード記録

やってしまいました・・・。

本日は、ルールを無視したトレード行ってしまいなんと1日でマイナス20万円もの損失を出してしまいました。
まず今回の失敗トレードと、先日起きた「人気若手俳優のひき逃げ事故」について共通点がありそうなのででそちらから書いていこうと思います。

先日、人気若手俳優のIさんが都内を車で走行中Uターンをする際に直進してきた2人乗りのバイクと衝突、その後すぐに立ち去るというひき逃げ事故を起こしました。
ひき逃げの理由として、「気が動転してパニックになった」と証言していて、ニュースでも大きく報道される事態となってしまったのです。

ここでの注目すべき点は、事故を起こしたことではなく起こした後の行動がまずかったという点ではないかと思います。
交通事故は不注意などもありますが、ある日突然起きてしまうものです。
自分がもし事故を起こした側であれば、人命救助が最も優先すべき交通ルールですので、すぐに状態を確認し、救急車・警察へ連絡しなければいけません。
人間ですので気が動転してパニックになる状態は起きてしまいますが、すぐに冷静にルールを守って行動することが、運転者には求められるのです。

強吉は、マザーズ1%スキャル・急騰銘柄傍受システムの2つの手法を使いトレードルールに沿ってトレードをしているのですが、今回指値注文の外し忘れのミスから大きく損失を出してしまいそのミスと損失に気が動転してルールを無視した闇雲なエントリーを繰り返し、結果損失を拡大させるという事態になってしまいました。
勝てるトレーダーになっていくには、きちんとしたルールに基づいたトレードを行う必要があると、先生からも指導されていましたが今回はそれを怠ったことで深く反省をしています。

自動車免許を取ってから半年ぐらいが一番事故を起こしやすいと言われていますが、自分はトレードを始めてまだ9ヶ月であり、注意する気持ちよりも慣れからの油断が出てきてしまったのではとも思います。
どんな業界でもルールはありますが、「ルールを守った行動」はシンプルなように聞こえて決して簡単な事ではないと今回実感できました。
シンプル=簡単ではなく、シンプルだからこそ注意をしながらトレードを行う必要があるのです。

週明けから新たな月になりますので、気持ちを切り替え意識してトレードルールを守るということをやりたいと思います。

それでは、本日のトレード結果です。

本日のトレード結果

トレード銘柄 エントリー時間 損益 ポジション
保有時間
手法名
JTOWER
(4485)
9:01 -10,185 5分 急騰銘柄傍受
システム
アンジェス
(4563)
9:02 -17,125 27分 急騰銘柄傍受
システム
松屋アールアンドディ
(7317)
9:05 -27,385 27分 急騰銘柄傍受
システム
プレミアムアンチエイジング(4934) 10:30 -55,705 ルールを無視した
トレード
ドリコム
(3793)
12:43 -7,385 ルールを無視した
トレード
フルッタフルッタ(2586) 13:00 +20,310円 ルールを無視した
トレード
リネットジャパングループ(3556) 13:16 -120,360 ルールを無視した
トレード
合計損益 -217,835 勝率 1勝7敗(12%)

まとめ

JTOWER・アンジェス・松屋アールアンドディは、寄付きからの出来高を伴った上昇をもとに急騰傍受判断でのエントリー。
どの銘柄も寄付きから、しばし買いが入っていたがすぐに地合いが悪くなってしまいつられて下落したため損切り。

この時点ではトレードを開始して、2回目となる利益が出た月として終われたはずだったのだが・・・。
まさかこのタイミングで、自分の中の魔物が牙を剥くとは思ってもいなかった。
ことの発端は、前場で気になっていた銘柄に指値をしていた事を失念したままPCを閉じたことだった。

後場が始まり、その後の相場の展開が気になったのでなんとなくPCを開いたところ、信用建玉一覧の大幅なマイナス表示に気付き、一瞬頭が真っ白になった。
「なぜ?」という気持ちがめぐったが、その後すぐに前場での指値外し忘れだと気付き「やってしまった」という後悔の念とともに凡ミスをした自分がとても嫌になった。

「今月はプラス収支で終われる」という達成感と安心感から完全に気が緩んでしまい、細かい確認を怠ったことで、一瞬で天国から地獄に突き落とされたような感覚。
本来は、ここで気持ちを切り替えてそのままトレードを終えるべきだったが、10月の利益がなくなってしまった事が頭をよぎり、「なんとか少しでも取り戻せないか」という悪魔のささやきが聞こえたと思ったらすでにエントリー銘柄を選定する自分がいた。
そして冷静さを失い、損を取り戻したい欲望というパワーを手に入れた魔物は理性を完全に食いつぶし、普段やらないルールを無視したデイトレードを強行していた。

ルールを無視するということは、限りなくリスクを負うということ。
それに対しまだ少し生き残っていた理性が「今やめれば、プラマイゼロで今月を終えることもできる。踏みとどまった方が良いのではないか?」
と手を差し伸べようとするが、一度崩れ出した雪崩は止まることが出来ないのと一緒で気持ちは完全にリベンジモードになり鋭い眼光でPCを睨みつけていた。

エントリー銘柄に狙いを定め、ロウソク足の動きからこれは上がるなどと根拠のない負けるトレーダーにありがちな行き当たりばったりのエントリーを繰り返し、ポジションとは逆の方向にいった時は、まさに阿鼻叫喚状態。
PCの画面に祈りを捧げ、どうにか救われないかと神頼みする。
もはや、トレードではなくギャンブルと言ってもおかしくない状況で損失だけが膨らんでいた。

その状況では損失に対して、「少し戻ってきたら損切りしよう」から「ここまで戻ったらもう少し上昇すればプラマイゼロ」、「いやこのままいけばプラ転するかも」と自分に都合の良い解釈で捉えてしまい、結果戻り高値で反転し最初のポイントを超えて下落してしまい泣く泣く損切り。

損失が出ていたとしてもルール通りにトレードすることを選択していればそれ以上は損失額が増えないはずなのだが、なぜ今回「ルールを無視したトレード」をしてしまったのか?を考えたところ、月の収支をプラスで終えたかったという気持ちが一番の理由だと思う。

久しぶりの、月間プラス収支で終えれるというところからのミストレード、そこから芽生えた少しでもプラスで終えたいという気持ちが、ルールを無視してしまうきっかけを作ってしまった。
人は本能的に損失を回避しようとする行動を取るので、いかに冷静さを保ち、ルールを無視したトレードをやらないようにするかを意識しなければならない。
もし、今月少々マイナスになったとしても、ルール通りのトレードをきちんと理解し、続けていけば利益が残っていくはずなので、目の前の結果ではなく今後を見据える事が重要になってくる。
そのためのルールに沿ったトレードのはずなのだが、本能にあらがえず感情的になってしまったことを今回重く受け止め、毎日この失敗トレードを見返して教訓とすることを決めた。
そして今回のような無謀なトレードを行わないようにするために以下のことを取り入れようと思う。

・指値の外し忘れに関して
その場その場での確認はもちろんするのと、取引終了時に注文履歴から指値注文の消し忘れがないかの確認を行ってから、トレードを終えるようにする。

・後場での取引は原則行わない。
マザーズ1%スキャルや急騰傍受システムの手法は、基本的に前場がメインのため後場での取引は行わないようにする。
※最近は特に、意識して後場での取引は控えていたが今回のように冷静さを失い、トレードをしてしまったことなどを忘れずに、今後は特に決め事として後場でのトレードは禁止にする。
前場からの持ち越しになりそうな時は、利益が取れるのであれば基本は前場での決済とし、万が一、後場持ち越しの場合は、利確・損切りが終わったらそれ以降は絶対に新規のトレードを行わない。
※損切りは逆指値をあらかじめいれておく。

・メンタルの強化
今回のようにミスからの損失や、負けたくないなどの気持ちから無理なトレードをしてしまうのはトレーダーをやっている中でありがちな現象であることをきちんと理解する。
その状態でのルールのない無茶なトレードはギャンブルと同じになってしまうので、必ず勝率が下がってしまう事を認識しておく。
そして、もしミスでの損失がでた場合は損切りをすぐにおこない、トレードで取り返そうという気持ちをおこさない努力をする。
※PCをすぐ閉じるなど。

再度来週からは、トレードルールに沿ったトレードを行うことに全集中して取り組みたい。

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