人生の勉強。2021年8月27日

トレード記録

「なぜ人は同じ過ちを繰り返すのか?」

強吉はまたまた大失敗トレードをやってしまいました。

この土日は何もやる気が起きず、気持ちの切り替えができないまま寝込んでしまいました。
8月の前半に-20万円の失敗トレードをやってしまい、猛反省してそこから覚醒したかのように8/26までで約60万円以上の利益を出すことができ、月の収支額も大幅にプラスとなっていた矢先でした。

悪夢の起きた8/27は、朝から良い流れを作っていた日課の散歩をおこない
相場に挑む前に「今日も大失敗だけは避けよう」と念を押してトレードに臨みました。

そして、前場では集中力も持続し19,000円ほどのプラスとなっていて
物足りなさを感じながらも終えようと最後にチャートの監視をしていたところ
早い時間にマザーズシグナルが出ていたHENNGEにて上昇が一旦終了しそうな平均足の兆候が出ていたので売りでのエントリーをおこなったのです。

その後は徐々に上昇してしまい、そのタイミングで前場が終了してしまいました。

なんだか、嫌な予感がしつつも後場でもトレードを続行しました。
まずいつも入れている損切りを入れておらず、ナンピンでの対応をしようと選択してしまったのが失敗の要因です。
そして後場寄りから、すぐに急騰していき節目でナンピンをしていきどんどん踏み上げられていきました。

この時点で冷静さを失い、感覚がおかしくなっていました。

そして、気がつくとストップ高に向けて強烈に買い需要が高まっており
「これは無理だ」と遅すぎる損切りを実行したのです。

約-27万円の損失だったのですが、完全にメンタル崩壊をしていたので
その後はお察しの通り、手法もルールもめちゃくちゃなトレードをおこなってしまい
トータル損失は-45万円となってしまいました。

「何回同じ失敗を繰り返しているのか?」

自分を責めても、後悔の念しか浮かばずやるせない気持ちで寝込むしかなかったです。

強吉は、大きく勘違いしていることがあります。
それは、相場の世界において「勝ち」「負け」の概念があると思うのですが
損切りを「負け」として捉えていたのです。

損切りで早めに逃げることは、後の大惨事を回避し次のチャンスに臨めるのですが
その時の思考では、ここで中途半端に負けたくない。
という負けず嫌いが出てしまい、損切りをすることができませんでした。

本来、動物は「逃げる」という選択を本能的にできます。
人間も同じはずなのですが、人間は生まれた時から周りの人と比べることが多く
運動や勉強で順位をつけ、勝ち負けをはっきりさせる機会に多く触れます。

そこには逃げるというものはなく、価値観に勝つか負けるかが強烈に組み込まれます。
特に、部活でサッカーをやっていた強吉は学生時代から勝ち負けの価値観が育っていました。

その後、社会に出ていくとより一層勝ち負けがはっきりとした生活に触れていくことになります。

こうして何十年も勝ち負けを意識する環境で形成された価値観は、なかなか変えることができないのです。
一説によると、人は自分の性格を変えるのに生きてきた年数分の努力が必要だと言われています。

たった1日の決心だけですぐに変われるほど、人間は簡単な生き物ではないのです。

だからこそ、すぐに変われないことを認め、そういった自分を責めるのではなく
上手に付き合うことが大切なんだなと改めて実感しました。

相場において損切りして逃げることは、決して負けることではない。

これを念頭において、トレードルールをもう一度見直して相場に挑もうと思います。

また、こうやって自分と向き合うことは本当に人生の勉強になるなぁとつくづく実感しています。

それでは、大失敗トレードの結果です。

本日のトレード結果

トレード銘柄 エントリー時間 損益 ポジション
保有時間
手法名
すららネット
(3998)
9:17 +5,540円 1分 マザーズ1%
スキャル
すららネット
(2回目)
10:10 +13,720円 8分 マザーズ1%
スキャル
HENNGE
(4475)
11:01 -268,425 109分 マザーズ1%
スキャル
HENNGE
(2回目)
12:54 -125,215 11分 マザーズ1%
スキャル
プレミアアンチ
エイジング
(4934)
13:18 -16,385 29分 デイトレ
すららネット
(3回目)
14:21 -62,825 28分 デイトレ
合計損益 -453,615 勝率 2勝4敗(33%)

まとめ

すららネットはティックランキングで上位だった銘柄。
昨日の終値手前で加熱感があったので売りエントリー。
すぐに下落してくれて利確。

すららネット(2回目)はマザーズシグナルを参考に、日足揉み合いゾーンで売り指値待ち。ちょうどその辺りで加熱感がピークとなり下落したところで利確。

HENNGEは大失敗トレード。
マザーズシグナルが早い時間に出ていた銘柄でその後上昇しており、平均足で陰線を形成し始めていたのでエントリー。
後場に入り、上昇したのでナンピン売り上がっていってしまい損失が増えていった。
この時点で、冷静ではなかったのでその後のナンピンはもはや愚行。
負ける時の典型的なパターンに陥っていた。
そして加熱感が出たところで損切り。

HENNGE(2回目)はエントリー箇所は悪くなかったが、メンタルがダメだったので利益が出ていたが利確できず。
少しでも損失を減らそうと粘ってしまい逆行しさらに損失を増やす結果になってしまった。
ストップ高手前で損切り。

プレミアアンチエイジングは普段なら絶対にエントリーしないが、完全に調子が崩れていたので判断力がない状態でエントリー。
一旦反発しそうだと安易に考え買いエントリーし、損切り。

すららネット(3回目)は一旦VWAPを割れていたこともあり、再度VWAPからの下落を狙ってエントリー。
後場の後半戦で少しでも取り戻そうとロットを増やしており損失が膨らんだ。
これも引け前に逆行し損切り。
負ける時のトレードの見本をやった1日になってしまった。
反省と後悔とでメンタルがやられてしまい寝込んだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました