群集心理を考える。2020年3月4日

トレード記録

秋より春派。強吉です。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、デマが起こりトイレットペーパーなどの日用品が買い占められることで店頭での品切れ状態が続いているそうです。

東日本大震災の際も、日用品不足になるとのデマから日用品の買い占めが起こり、更にその様子がネットやテレビで拡散された事でその流れが急速に広まったのを覚えています。
確かに災害は特殊な状況ですし、買い占めの映像やコンビニの商品が全て消えていたら「自分も遅れてしまってはまずい」と考え、ひたすらコンビニや食料品・日用品店を回ると思います。

ただ、これが落とし穴であり少しでも在庫があればたくさん買おうとみんなが考えてしまう事で、需要過多の状況から供給不足が起こって商品が消えてしまうのです。
「そんな理屈言われなくてもわかってるよ」という声が聞こえてきそうですが、人間は群集心理に支配されやすい生き物なので、頭ではわかっていてもその状況になると本能的に同じような行動を取ると言われているのです。

この群集心理、実はトレードをやる上でよく陥ってしまうのです。
例えばチャートを眺めていた時に、どんどん値が上がっていく銘柄を見つけたとします。
あれよあれよと、値が上がるのでつい「こんなに人気なんだから自分もこの波に乗って儲けたい」たいという感情が勝手に湧いてきてそのまま飛び乗ってしまう。
トレーダーであれば誰もが経験した事があるのではないでしょうか?大体そうゆう風に考えるポイントは多くの人が考えて飛び乗っており、それを利確したい筋に狙われて一気に下落させられるパターンがほとんどです。

この群集心理を巧みに利用して価格の絶妙なラインを売り買いするのが、プロの投資家の手口と言われています。

分かっていてもその状況がくれば何度も同じ思考に陥ってしまう強吉みたいな方は、あらかじめ人間はそうゆう生き物であるという自己認識が必要となってきます。その認識をした上で今自分の行動は、群集心理に陥っていないかを客観的に考える事ができやすくなり、脳の意思決定に働きかけることができるのです。

もう、惑わされることから卒業し自分の行動を見つめ直しながらトレードに励みたいと考えさせられました。

それでは、本日のトレード結果です。

本日のトレード結果

トレード銘柄 エントリー時間 損益 ポジション
保有時間
手法名
Aiming(3911) 9:36 -25,685 21分 マザーズ1%
スキャル
イグニス(3689) 9:39 -23,245 106分 マザーズ1%
スキャル
合計損益 -48,930 勝率 0勝2敗(0%)

まとめ

Aimingについては、シグナル4でエントリーするもタイミングが遅れ建値が悪く先に損切りに引っかかってしまった。
エントリーポイントのもう少し上に意識されそうな日足ラインがあったのだが、そのポイント付近でエントリーできていれば利益が出ていた。

イグニスは、シグナル4でエントリーし2%利益のポイントで成行決済しようとした時に反転上昇してしまい様子見。
その後もみ合ってしまい結局損切りラインに到達したので損切り。
最初の2%の利確ポイント付近で利確できなかった時に様子見せず少しでも利確していればと後悔した。

 

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