離脱。2021年10月10日

トレード記録

約2週間、私は相場から離れていました。

ブログもストップして、とにかくトレード環境から離脱することにしたのです。

その引き金となったのは、9月24日のトレードでの大失敗。
タイミングが合わずノートレードの日が2,3日続いたので久しぶりのトレードでの出来事でした。

最初にシグナル銘柄だった日本電解で何度かトレードしたのですが、集中力を欠いていたこともあり、いきなりマイナス4万円の損失。

そのトレードを終えた時に、自分の中の何かが崩れたような気がしました。
というのも、8月・9月と利益を上げながらミスなどで利益を飛ばしてしまうということを繰り返していて、自分のトレード結果に不満を持っていました。

勝てる手法で勝っているはずなのに、なんでしょうもないミスや損失を
出してしまうんだろう?

自分自身への不甲斐なさに、いつしか自暴自棄になっておりこの日に上場したIPO銘柄で
トレードしてしまったのです。

今までリスクの高さから絶対に避けていたのですが、自分のモチベーションはすでに
「損を取り返す」ことに振り切られていたので、自制心も働かず根拠のないエントリーを
何度もおこなってしまいました。

その結果が、、、「44万円の損失」でした。

こうしてこの日、合わせて約50万円もの損失を出したことで完全にメンタルが崩壊。

初めてこんな無謀なトレードをしました。

それから、一旦相場から離れようと思ったのです。
そう考えたのも実は初めてでした。

このままでは、自分を見失い続けルール完全無視のギャンブルトレードで損を取り返そうとして、悲劇を繰り返してしまうと感じたからです。

そして、その日の振り返りもトレード収支もブログも更新せず相場から離れました。

次の日からは無心でサイクリングをしたり、映画を見たり、瞑想に取り組んでみたり
ひたすらトレードを忘れるようなことをやって過ごし1週間が経ったぐらいから、youtubeで成功者の言葉や自己啓発などのチャンネルを観たりする時間が増えました。

その中で、「ストレス」についての脳の働きを科学的な側面から解説していたものを発見しハッとさせられました。

ネイチャー誌のストレスに関する論文によると、
ストレスが過剰な時、脳の前頭前野の部分の統制が失われるとのこと。

前頭前野は不適切な行動を抑制する機能がある場所であり、過度なストレスでそれが失われると、
「なんであんな事をしたんだろう?なんであんな事を言ってしまったんだろう?」
が起こりやすくなることが証明されているそうです。

ストレスを自分が感じているかどうか、そもそも意識していなかった強吉は
気合や根性でなんとかなるだろうと安易に考えていました。

しかし、ストレスに関する動画をみた時に、トレードをおこなう上ではストレスと
きちんと向き合っていかなければいけないと気付かされたのです。

損失を出すことや、思い通りの結果を出せないことで自分を責めることに集中してしまい
さらなる判断能力の低下を起こして、悪循環を作ってしまっていてはなかなか改善は見込めません。
そのため相場でのストレスと向き合い、きちんと認識してコントロールすることを覚えようと決めました。

勝てる手法を学んだのだしもっともっと早く大きく稼いでいけるだろうと
自分の中での成功のイメージだけが先行しすぎて、安易なトレードをやってしまったり、ミスをしたり、その結果成功イメージとのギャップにストレスを感じてしまっていたのだと思います。

もっと、気持ちを落ち着けてきちんと確実に稼いでいくことを学び、焦らないようにすることを意識していきます。

早く成功することだけにとらわれないようにと考えたのは、ある人の発言に影響を受けたからです。
それはユニクロ会長の柳生さんと仕事をしている楠木建さんがyoutubeで発言した内容です。

ユニクロのヒートテックについてのことでした。

今でこそ、世界中で大ヒットし冬に欠かせないアイテムとなったヒートテックですが
発売開始した初年度は全く売れず失敗したそうです。2年目もほとんど売れず失敗。
3年目にしてコストが安定、4年目に火がついて、5年目には大爆発。
そして、8年目からはもうお金を刷っているのと同じような状態だそうです。

このように、一つの製品が大ヒットするのにも紆余曲折があり
最初から大きく成功したわけではない場合も多いということを改めて知った強吉は
なんだか、気持ちがすごく楽になったのです。

自分自身に対する期待で自分の可能性を潰してしまうことをやめ、常に挑戦者の気持ちで過度な期待をせず、そして焦らずにトレードと向き合っていこうと思えました。

というわけで、来週の月曜日からトレードに復帰しようと思います。

焦らず、ゆっくり、確実に。

9/24のトレード結果については、細かく記録していないので簡単な報告とします。

トレード結果

トレード銘柄 損益 手法名
日本電解(5769) -38,670 マザーズ1%スキャル
レナサイエンス(4889) -447,000 ルールなしの自暴自棄トレード
合計損益 -485,670 0勝2敗(0%)

まとめ

日本電解は何度かトレードをおこなった結果マイナスとなった。

レナサイエンスは大失敗トレード。
根拠も不十分なギャンブルトレードになってしまった。IPO当日の銘柄はシグナルもでないので今後はトレードを控える。

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